毎月第3水曜日、エフエム京都にて、結税理士法人ならびにブルームマネジメントでお送りしているラジオコーナー「Blooming Design」に弊社伊藤が出演いたしました。
こちらのコーナーでは、起業を目指す皆さんに向けて、ブルームマネジメントの各士業の専門家より、「起業において何をすべきか」をお伝えしています!
第84回目は、「資金調達」をテーマにお話ししました。
事業を行っている人なら誰にとっても一番の関心事である資金調達のお話です。特に、まだ創業したばかりの会社だと、それ程信用もないので資金調達に苦労することも多くなります。その時に、適切な判断ができるようにするためにも資金調達の種類やメリット、デメリットを知っておいた方が良いですね!
ブルームマネジメントとは?
弊社伊藤が代表を務める京都を中心に活動している女性士業の専門家チームです。個人事業主として開業経験のある、幅広いジャンルの専門家が所属。起業を目指すお客様の想いに寄り添いながら、一つの窓口で、創業に必要な各種手続きをスムーズかつ丁寧にサポートいたします。起業に関するさまざまなプログラムや交流会も実施しています!

「出資」と「融資」
事業をするための資金調達には大きく分けて2種類あります。出資と融資です。
起業して株式会社を設立するとしましょう。株主となる人が設立する会社に元手となるお金を払い込んで、それと引き換えに会社が株式を発行します。この株式と引き換えにお金を払い込んでもらうことが出資です。一人で会社を作るときは、創業者が自分でお金を払い込んで創業者だけが株主になることが多いですね。
そうやって株主が決まると、次に、株主がその会社の社長を選びます。創業者一人が株主の場合、通常は、社長には創業者自身を選びます。このように株主と社長の両方とも自分だけという状態だと気づきにくいのですが、実は、株主と社長には立場に大きな違いがあります。
「株主」と「社長」の違い
一見、社長の方が偉いようにも感じられますが、会社は元手を払い込んだ株主のものです。会社の事業が成功して利益が出たら、その利益は全て株主のものです。また、株主は、別の人を社長にした方がよいと思ったら、現在の社長をクビにして新たな人を社長にすることもできます。それだけ株主はすごい権力をもっているということです。
株主は会社の重要なことをすべて決めることができるのですが、決め方は多数決です。人数の多数決ではなく、株式数の多数決になります。もし他に株主がいても、起業した人が過半数の株式をもっていれば、多数決で勝てるので、起業した人が社長をクビになることはありませんね。
ただ、過半数の株式までは持っていなくても、株主であるだけで会社に対して様々な圧力をかけることはできるので、社長の立場からしたらあまり株主は増やしたくないと思うかもしれません。
これだけお伝えすると、資金調達の際、出資は止めた方が良いのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は出資には会社にとって大きなメリットがあります。それは、株主から出資されたお金は株主に返さなくて良いということです。
株主がどうしても株主をやめてお金を回収したいのなら、その株式を誰かに売ってお金を回収することになります。でも、このことが株主にとって不利益ともいえません。例えば100万円の出資で引き受けた株式が、会社が大きく成長して1億円で売れたというようなことも実際にあります。 会社の資金調達の話に戻すと、借りてきたお金は必ず返す必要がありますが、出資されたお金は返す必要がないので会社の資金繰りは非常に楽になります。

ベンチャーキャピタルという選択肢
出資をうけると資金繰りは楽だけど、株主が増えるので経営に口をだされることも増えるということを考慮しながら、出資者を探すことになります。
起業したばかりの会社が出資者を探す場合、ベンチャーキャピタルといわれる会社に依頼してみることが多いですね。色々なベンチャーキャピタルがあるのですが、起業したばかりの会社に出資するベンチャーキャピタルもあります。
ベンチャーキャピタルは急成長の見込める事業モデルの株式会社に、成長に必要なまとまった金額の出資をします。何億円という出資をすることもあります。経営のアドバイスも行いますし、必要な場合には専門的な知識をもつ人材を送り込んでくれることもあります。
ベンチャーキャピタルによって特色があるのですが、創業して間もない会社に出資をする場合、株式を取得して経営に口を出すけれど、基本的には創業者と協力して会社を大きくしていくという姿勢が多い気がします。
そして、ベンチャーキャピタルは、自分たちがいなくなっても充分にやっていけるほど会社が大きくなった時に、持っている株式を売却して会社から去っていきます。その時に株式が高く売れれば、それがベンチャーキャピタルの利益になります。 数年で済むこともあれば、もっとかかることもあり、時間もお金もかかるため、ベンチャーキャピタルはできるだけ短い期間で急成長が見込める会社に出資します。起業する人の立場からすると、会社を急成長させて数年で上場する事業モデルの場合は、ベンチャーキャピタルからの出資という形で資金調達を目指すのが良いでしょう。

融資とは?
融資とは、創業した会社が金融機関からお金を借りることを指します。
先程、会社は出資されたお金は返さなくてよいという話がありましたが、融資、つまり借りたお金は必ず返す必要があります。もちろん利息も払います。しかし、金融機関からお金を借りても金融機関が株主になる訳ではありませんので、出資を受けた場合に比べて経営に口を出されることは少ないでしょう。
基本的には経営のアドバイスはないですけれど、創業融資においては、金融機関から経営のアドバイスを受けることができる場合もあります。また、顧問税理士も相談に乗ってくれるはずです。
融資は、全ての起業家に適していますが、創業間もない会社が、何億円もの融資を受けることはなかなか難しいので、巨額の資金調達が必要な場合はベンチャーキャピタルからの出資を検討した方が良いでしょう。
出資や融資を受けるコツ
出資や融資を受けるためのアドバイスを一つお伝えするなら、出資したくなる、融資したくなる事業計画を立てることです。そして、創業者本人を人として信用してもらうことです。
ベンチャーキャピタルも金融機関も提供したお金がきちんと使われて事業がうまくいって、最終的にはお金を回収する必要がある訳ですから、当然と言えば当然ですね。
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詳 細:https://open.kyoto/calendar/63847/
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今回は、「資金調達」についてお話ししました。
毎月第3水曜日にお届けする起業を目指す皆さんのためのコーナー「Blooming Design」。
次回もお楽しみに♪