ラジオコーナー「Blooming Design」に出演しました【7月】

毎月第3水曜日、エフエム京都にて、結税理士法人ならびにブルームマネジメントでお送りしているラジオコーナー「Blooming Design」に弊社伊藤が出演いたしました。

こちらのコーナーでは、起業を目指す皆さんに向けて、ブルームマネジメントの各士業の専門家より、「起業において何をすべきか」をお伝えしています!

第85回目は、「失敗しない起業」をテーマにお話ししました。

ブルームマネジメントとは?

弊社伊藤が代表を務める京都を中心に活動している女性士業の専門家チームです。個人事業主として開業経験のある、幅広いジャンルの専門家が所属。起業を目指すお客様の想いに寄り添いながら、一つの窓口で、創業に必要な各種手続きをスムーズかつ丁寧にサポートいたします。起業に関するさまざまなプログラムや交流会も実施しています!

失敗しない起業?

起業を考えている人から「絶対に失敗したくないのですが、失敗しない起業とはどのような起業ですか。」と尋ねられることがよくあります。

起業、つまり商売を始めるためには元手となる資金がそれなりに必要です。自分だけで用意しきれなかった資金を借入で賄うこともあります。そうなると、もし起業に失敗したら多額の借金だけが残り途方に暮れることに、と思い詰めてしまうことがあるのも自然なことです。

商売である以上、絶対に失敗しないということはありません。でも、失敗した時のことが心配でたまらないという状況ではせっかく始めた商売も楽しくないですよね。それに、失敗を恐れるあまり、せっかく起業しても思い切った行動ができなくなってしまうこともあります。もちろん慎重になることは大切ですが、恐怖心に支配されてしまうと、本来できるはずのことまでできなくなってしまいます。

失敗が恐くて堪らないときは?

失敗が恐くて堪らないという人は、失敗しても再起できる程度の自分とっては小さめな元手で、小さめな商売から始めてみることがお奨めです

例えば、エステティシャンとして腕を上げた人が、自分のエステティックサロンを開業しようとした時に、店舗物件を借りて内装工事を行ってエステサロンを始めると百万円単位、千万円単位の資金を最初からかけることになります。

もし、失敗したらその資金が無駄になるだけでなく、店舗物件の返却にあたり内装を取り外して原状復帰するためにさらに工事費などを払わねばなりません。

そこで、最初から店舗物件を借りて開業するのではなく、自宅の1室を少し改装して開業するとか、レンタルスペースを利用して開業するという方法をとれば、初期費用も少なくて済みます。

失敗した時の撤退費用も少なくて済むだけでなく、小さく始めることには、実際に商売をしながらお客様の反応を確かめることができるというメリットもあります。

起業する前には「きっとこのサービスは売れるだろう」「この価格ならお客様に喜んでもらえるだろう」と考えていても、実際に商売を始めてみると、思っていたのとは違う反応が返ってくることがあります。

小さく始めていれば、お客様の反応を見ながらサービスの内容や価格を変えることも比較的簡単です。大きな資金を投じてから間違いに気付くのではなく、小さな段階で試行錯誤を繰り返すことができるわけです。

小規模な営業であっても、地道に続けることでリピーターとなってくれるお客様を獲得していくことはできます。そういったお客様を増やし、もう少し大きな資金を投入しても大丈夫だと思えてから小さな店舗を借り、やがては大きな店舗へとステップアップする。そんな起業を計画してみると恐くないと思いますよ。

不安の原因は情報不足

起業の不安というのは資金面だけではありませんよね。今から自分が勝負していく市場は十分に売上が見込める市場なのか、同じ事業で成功した人はどうやって成功を掴んだのか、逆に失敗した人はなぜ失敗したのか等々、起業を目指す人からは様々な不安が寄せられます。これらの不安は全て情報不足が原因であることが多いです

起業にあたって情報は非常に大切です。例えば、飲食店を始めるにあたって大切なのは立地です。料理の味でもお店の内装でもなく、成功するか否かは立地でほぼ決まってしまいます。これは飲食業界の常識ですが、この程度の情報さえなく飲食で起業したらまず失敗します。

ただ、ここで大切なのは、情報はインターネットで調べるだけでは十分ではないということです。もちろんインターネットも大切な情報源です。でも、実際にその場所へ行って人の流れを見たり、同じ業種のお店を利用してみたり、経営者の話を聞いたりすることで初めて分かることもたくさんあります。

例えば飲食店であれば、候補となる物件の前に朝、昼、夜と時間を変えて立ってみるだけでも、人通りや客層が違うことが分かります。平日と休日でも違います。こうした情報は、実際に自分の目で見なければなかなか分かりません。

ということは、発想を転換すると、情報不足で不安になるのは失敗を回避するチャンスであり、不安が解消するまで徹底的に情報収集すれば失敗を回避し成功に近づくことができると言えます。

例えば、起業しようとしている業種で働いてみる、その業種の先輩経営者の話を聞く、その業種の内情を良く知っている税理士や金融機関のアドバイスを受けるなど、不安が解消するまで徹底的に情報を集め、分析して欲しいなと思います。

スケジュールを立てる

そして、不安の原因のもう一つに、根拠のある具体的なスケジュールがないことがあります。スケジュールは、まずゴールを設定し、そこに向かっていつ何をするのかを時間を遡りながら順序立てて作っていきます。

例えば飲食店の開業で考えてみましょう。飲食店を開業するには、物件を探し、金融機関から内装工事等の工事代金の融資を受け、内装工事をして、開業準備をして・・・という流れになるかと思いますが、それを逆算して考えることになります。

例えば11月に飲食店を開業するというゴールを設定した場合、ゴールから遡る形で、開業前のオープン準備に1ヶ月、その前の内装工事に3ヶ月、内装工事に必要な融資を金融機関から受けるのに2ヶ月と試算したのであれば、5月までに物件を確定させて金融機関に相談に行く必要がありますね。

このようなスケジュールを立てて、今やるべきことを明確にした上で、行動することで無用な不安を抱かずに起業ができると思いますよ。

今回は、「失敗しない起業」についてお話ししました。

毎月第3水曜日にお届けする起業を目指す皆さんのためのコーナー「Blooming Design」。

次回もお楽しみに♪