京都経済センターKOINで平日の夕方に、起業・スタートアップを目指す方を対象とした「KOIN起業プログラム」が行われ、弊社伊藤がナビゲーターを務めさせていただきました。

事業計画から財務戦略・資金調達など、起業に必要な知識をじっくり学ぶ全4回のプログラム。
DAY2のテーマは「財務戦略 -株式会社の仕組みと資金調達方法-」
会社を成長させるために資金調達は不可欠です。注意しなければならないのは、資金調達方法によりその後の資金繰りや会社の経営権、さらには創業者利益に大きな影響があるということです。
- 個人事業主と法人の違い:メリット・デメリット、税金の種類、税金支払いのスケジュール、税率
- 株式会社の仕組みと資金調達方法:代表者・株主の役割、出資と融資の違い、融資と保証の具体的な流れ
などについてお話ししました。

講義の後は、特別講師による「パネルセッション」
- 日本政策金融公庫 京都創業支援センター 所長 萩森 学治さん
- 株式会社京信ソーシャルキャピタル 中出 翔さん
をお招きし、創業時の資金調達について解説いただきました。

日本政策金融公庫 国民生活事業部で小規模事業者向け融資を担当。日本の開業率の低さの主因が自己資金不足であり、創業後も約6割が資金調達に苦労している現状を指摘。同公庫では、創業計画書作成セミナー等の融資以外のサポートも積極的に展開している。

京都信用金庫入社。京都信用金庫100%子会社「京信ソーシャルキャピタル」に出向し、投資業務に従事。起業において、ビジョン、市場理解、事業計画、資金計画・調達、チーム作りなどが重要であり、地域性も評価のポイントであると紹介。
創業の障壁と課題:創業における最大の障壁は資金であり、断念理由の半数が「自己資金不足」。創業後も約6割が「資金調達」に最も苦労している。
自己資金の考え方:ゼロでも融資は可能だが、生活費の備えなど準備の可視化が信用を高める。
審査通過の鍵:支店や税理士・商工会等の専門家に事前相談し、事業計画を磨き込むことが審査通過率を高める。地域金融機関からの支援を得る上では、「なぜその地域で事業を行うのか」も重要視される。第三者からの紹介は信用度向上に繋がる。金融機関との平時からの関係構築も重要。
など、スタートアップならではの資金調達のリアルに迫りました。
次回、DAY3では、「利益計画の立て方 -投資家・金融機関が見るポイント」について、お伝えします。起業を目指す皆さんのはじめの一歩を応援しています!