【年末年始の風物詩 #11】何を言っても寒いんです、冬は (八木香織)

クロスオーバーネットワークの八木香織です。

 

年末年始、京都には、それはそれは風物詩がいっぱい。ちょこっと調べただけで、大根だきにカボチャ供養、八坂神社のおけら火等々。鍋やら火やらなんだか暖かそう。でも、年末年始、、は冬です。そう、冬なんです。騙されてはいけません。寒いんです。目の前に鍋があっても、くるくる火が回っていても、気温はほぼゼロ度。

 

そう、寒いのが苦手なんです。鍋は好きです。できることならおけら詣りもしてみたい。でもダメ。寒いのが苦手。だから悲しいかな、私にとっての冬の風物詩は防寒グッズ。インナーからダウンコート、マフラー、手袋までひたすら暖かいものを選ぶのはもちろん、背中やおなかにとどまらず足の裏までカイロは欠かせない。事務所には足温器、自宅では身体ポカポカと銘打つ入浴剤がズラリ。

 

でも、この間言われちゃったんです、こんな私に。といってもどこかで鳴っていたラジオ。どんなことが起こっても、もしそれがどんなに不幸や不運ことでも、一番不幸で不運なことは、そのこと自体ではなくて、その不幸や不運に自分が囚われることだって。言葉が身に沁みました。私は寒さに囚われていた。そう思いました。ほんとにそうだ。囚われたらいけないんだって、心からそう思いました。

 

だから、この冬は、風物詩は風物詩として、新素材やカイロにしっかり全身守ってもらうとして、でも、でも、心は寒さに囚われず、寒風吹きすさぶ中でも、真っ直ぐ顔上げて歩こうと。そう、他のメンバーのように寒さをも何ともせず、この冬こそはアクティブに過ごしますっ!過ごします、過ごすつもりです、過ごせたらいいなぁ、ですっ!

 

なんだか決意表明のようなものになってしまいましたが、このタイトルも今回で終わりです。次からは新シリーズ。お楽しみに!

 

 

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