【女性の起業。家族の反対についてどう説得したらいい?】(一級建築士・小玉恵美)

こんにちは、クロスオーバーネットワークの小玉恵美です。

働く女性が珍しくなくなった昨今、女性の起業家もどんどん増えていますね。

生き生きと夢を語り、夢を実現させていく姿はとてもキラキラと輝いていて、こちらまで力をもらえます。

とはいえ、起業となると間違いなく仕事以外にも多くの時間が必要となります。今まで通りの生活のままでは起業準備は出来ませんから。

では、家庭内での役割分担が既にできている場合、増えた負担のしわ寄せをどうするのか。無理してでも一人で抱え込もうとする人が多いのではないかと思います。

それは、家族の反対を最小限に抑える方法と考えているからではないでしょうか。どうしても起業したい女性は、起業する代償として家庭内での役割分担を今まで通りのままで頑張ってしまう方が多いように感じます。

起業を志す女性は責任感も精神力も強い方がほとんどですから、やるべきタスクをパワフルにこなされることと思います。

家族の負担を変えない、それも一つの提案ではありますよね。ですが、自分一人が頑張れば、我慢すればいいという考えは古いように感じますし、家族が起業を反対する本当の想いをすっとばしているようにも思えます。

 

家族だから支えあって当然、分かりあって当然ではありません。むしろ逆です。家族だからこそ、一方通行の想いを遠慮なくお互いにぶつけ合ってしまうものです。

家族って、お互いにワガママなものじゃないですか。少なくともうちはそうです。

起業したいということも、相手にとってはワガママだったりします。

ビジネスの場合であれば、利益が見込めれば成立することも、そんな仕組みだけでは協力してもらえません。ですがお互いに自分勝手な反面、相手の幸せのためなら損を取ることが出来るのも家族。

家族だからこそ、真摯に自分の言葉で想いを丁寧に伝えなければいけません。心に届くよう、真剣に言葉を探して、ぜひ家族の全面協力を得て起業をして欲しいと思います。

 

一級建築士 小玉恵美