【①時代を先読みする力 ②コミュニケーション能力 ③ロジカル思考 この中で経営者の資質として一番重要なものは?】(弁理士・竹口美穂)

こんにちは!ブルームマネジメントの竹口美穂(たけぐちみほ)です。

今回、経営者の資質として一番重要なものというテーマで記載させて頂きます。「一番」ですので、いずれも重要な①~③の資質のうち一つだけを選ぶ難しいテーマですね。

 

時代を先読みする力

 

ビジネスというのは、需要と供給のバランスにおいて、需要が供給より多いと一般的に上手くいくものです。従って、時代を先読み出来て、次にどの様なものの需要が増えるかという予測が出来ると、大変有利であると思います。

従って、時代を先読みすることが出来るということは、経営者にとって優れた資質だと思います。しかしながら、時勢は移ろいやすく、栄枯盛衰であるものです。また、多くの需要はなくても、必ず一定数は求められるようなものもあるでしょう。従って、時代を先読みする力は、一番重要な経営者の資質ではないと考えます。

 

ロジカル思考

 

私のような士業であれば、ロジカル思考は必須なものであります。弁理士でロジカル思考が出来なければ、出願書類が記載できません。しかしながら、ロジカル思考が必須な事業内容ばかりとは限らないと思います。

例えば、美的なものや美味しい物を提供する事業内容だと、美的センスや、味覚のような5感が優れていることが、ロジカル思考よりも必要な場合もあるでしょう。ロジカル思考は、右腕の様な方にフォローして頂ける場合もあるでしょう。

 

コミュニケーション能力

 

コミュニケーション能力がなければ、社内外の人材の優れた意見を得ることは出来ません。お客様と一対一の接客が必要な場合に、お客様のニーズを把握することも、こちらの考えをお伝えすることも難しいです。この能力には、独りよがりにならず、周囲の意見に耳を傾けられるということも含まれていると考えます。

従って、コミュニケーション能力は、経営者にとって、最も欠かせない資質であり、私は、これが一番重要であると思っています。

 

まとめ

 

上記のように、私はコミュニケーション能力が上記①~③の中で一番重要な資質であると思っております。周囲の方やクライアント様と協調しながら、お客様にとっても、ご自身のビジネスにとっても成果を上げていくことが必要です。

弁理士 竹口美穂