起業直後の広告宣伝 – 起業するってどういうこと? vol.05

ビジネスは、売上をあげなければ成り立ちません。では、起業初年度から、あまりお金をかけずに、すぐに売上があがる広告宣伝方法は無いものでしょうか?

結論を言ってしまうと、無いということになるのですが、ここでは起業を希望する人の事業計画書でよく目にする広告宣伝方法を検討してみましょう。

時間をかけて育て、将来の売り上げに結びつける『ホームページ』

まず、ホームページを利用した販売です。自社のホームページを開設して、そこから問い合わせてもらうことで販売に結びつけようとするものです。
これを実現するためには、自社のホームページを見てもらう必要があります。そこで、グーグルやヤフーなどの検索サイトで、商品名やサービス名で検索された時に、検索結果の上位に自社のホームページを表示して欲しいのですが、これを短期間で実現することはまず不可能です。
検索結果の上位に表示されやすくする対策をSEO(エス・イー・オー)というのですが、昔はさておき、現在では短期で効果が出る方法はないといえます。
現実には、自社のホームページの情報を地道に充実させて、何年もかけて検索結果の上位表示を狙っていくことになります。そのため、ホームページを開設した途端に売上が跳ね上がるということはあり得ないと思った方が賢明です。

粘り強く配り続け、徐々に存在を覚えてもらう『ダイレクトメール』『チラシ』

次に、ダイレクトメールやチラシの配布です。1万件配布すれば、その1%の100件くらいは売上が上がるだろうなんて計画です。
有名な企業のダイレクトメールやチラシでも、売上に結びつくのはコンマ何パーセントの世界だそうです。聞いたこともない企業のチラシを見て、そこから買おうという人はほとんどいません。1万枚も撒いたチラシは何処へ消えていったのだろうと呆然とするのがお決まりのパターンです。

広告宣伝のコツは「じっくり育て、しっかり続ける」

ただ、誤解しないでいただきたいのは、ここでは起業直後に即座に売上をあげる広告宣伝方法はないと言っているだけだということです。自分のビジネスを諦めずに訴え続けていけば、いつかわかってくださり、買ってくださる人が現れます。人から信頼されるように誠実にビジネスをすることと、諦めずにそれを訴え続けることが大切です。