しっかり計画して最初の数年を乗り切ろう! – 起業するってどういうこと? vol.04

前回、前々回と、起業して何かを販売しようとしても、友人達が1個ずつ買ってくれる以外は誰も買ってくれないとか、起業して1年間1個も売れなくても生活していけるだけの貯蓄はしておこうとか、ネガティブなことばかり言われて、起業って夢がないななんて感じてしまっている人もいらっしゃるかもしれません。

ここで、ちょっと古いデータになるのですが、2006年版の中小企業白書によると、起業後1年以内にその30%弱が廃業し、3年以内に約50%が廃業するとされています。廃業理由としては、当然、資金繰りに行き詰ったことが一番多いと思われます。つまり、起業前に想像していたようには売れなかったということは、現実に珍しい話ではないということですね。

起業してから3年間が最初の勝負!

ところで、ここからが明るい話になるのですが、この廃業率は、開業から年を経る毎に低くなっていきます。つまり、最初の数年を乗り切れば、その後何年にもわたって事業を継続し、発展させていく可能性が高くなるということです。そのためには、起業前に充分に計画を練り上げ、周到な準備をして最初の数年を乗り切ることが重要です。

ただ、起業後のことを起業前に充分に計画するというのは難しい面もあります。よくわからない場合には、ネットなどで調べて、信用保証協会や商工会議所などが主催する起業セミナーに出席してみるのも良いかと思います。その際、成功した経営者の武勇伝(?)を聞くのも勇気が沸いてきて有益なことかと思いますが、それだけではなく、事業計画書の作り方など、電卓を叩きながら地道に数字を積み上げて資料を作成するセミナーにも参加してみると良いと思いますよ。

お金の見通しは、シビアにいきましょう

経営ってお金を回していく作業ですから、数字に強いに超したことはありません。私も、起業したい人の事業計画書を見せていただくことがありますが、毎月の目標売上100万円と書いてあるのに、別のところには初年度の売上計画5000万円と書いてあったりして頭を抱えることがあります。毎月100万円を12ヶ月積み上げたら1200万円ですよって。夢を現実にするには、地道に計画を練り上げることも必要です。