こんにちは！クロスオーバーネットワークの白波瀬未海です。
創業イベントに参加するといろいろなご相談を受けます。そのなかでも圧倒的に多いのが株式会社の設立に関するものです。
しかし、最近では、合同会社と株式会社どちらにしようか悩んでいますというご相談やＮＰＯ法人をつくりたいと考えていますというご相談など、株式会社以外の選択肢を考えておられる方が増えているように思います。
さまざまな法人の形態
法人を設立して起業しようと考えたとき、まず頭に浮かぶのが株式会社だと思います。
しかし、法人には、株式会社のほかにも、合同会社、合資会社、合名会社、一般社団法人、ＮＰＯ法人など、さまざまな形態があります。
起業時にどれを選択するかについては、事業内容、事業規模、共同経営者の有無、出資者の人数やその関係性などを検討する必要があります。
合同会社という選択
株式会社以外で、年々増加しているのは「合同会社」です。
昨年１年間に全国で新規に設立された法人のうち、４社に１社が「合同会社」を選択しているそうです。
私も実際に合同会社の設立のご依頼をいただくことが増えましたが、こんなにも増えているということに驚きました。
このブログでも「合同会社」について取り上げたことがありますが、株式会社と異なり定款認証手続が不要なため簡単・迅速に設立でき、費用も抑えられるという点が「合同会社」の増加につながっているのだと思います。
株式会社と比べると、知名度や信用度の面ではまだまだ十分とはいえませんが、アマゾンや西友などの有名企業も「合同会社」に転換するなど、その認知度は徐々に上がっているといえます。
次回以降では、合同会社を含め、株式会社以外の法人についてその特徴などを書きたいと思います。
まとめ
法人設立というと、まず「株式会社」をイメージしがちですが、株式会社以外の選択肢もあります。
ご自身の起業について十分に検討したうえで、最適な選択をしていただければと思います。
お悩みのときはブルームマネジメントにお気軽にご相談ください。
司法書士 白波瀬未海