こんにちは、クロスオーバーネットワークの大嶋ひとみです。
金融機関から融資を受ける際、心しておきたいこと、パート②です!
「3つの視点がクロスオーバーしているか?!」
突然ですが、皆さんの起業動機ってなんでしょうか?
・「やりたいこと」を仕事にしたい
・「できること」を仕事に生かしたい
・「ニーズがある」のでそれをビジネスにしたい」
大きくこの3つがあると思います。
厳しい言い方かもしれませんが、その3つすべてが揃っていなければ「ビジネス」として成立せず、それによって融資を受けるのは難しいと思います。
「やりたいこと」であり、自身のスキルなり体力で「できること」であり、かつ世間の人がそれを必要としている「ニーズがある」ということ!
3つすべてが揃っていて初めて「ビジネス」として成立するもの、
と審査する人は考えています。
たとえば「やりたいこと」先行型の人。「やりたい」ことだから、当然やる気はあるんだけれど、
そこに「ニーズ」があるかどうかの深堀が浅いと、「売上」につながるイメージにならない・・。そうすると、売上計画に疑問符がついてしまいます。
「ニーズがあること」先行型の人。アイデアマンなんだけれど、スキルに乏しかったり、それを持続するやる気(やりたいこと)がないと続かない。
すると、ビジネスとして息切れしてしまうのではないか、という懸念が湧いてしまいます。
あと「できること」については過去の「経歴」が大きな判断材料です。事業を始めるにあたってこんな能力があるんだ!とアピールできる材料があるなら、自らアピールしてくださいね。でも「ニーズがない」のに「できること」をアピールすると単なる自慢大会になってしまうので注意!
あと「私は儲ける気なんてないです」とは決して言わないでくださいね(苦笑)
「儲け」の中から借り入れたお金を返済するのですから、私は「返済できません」と言ってしまうことになります。
まとめ
「やりたいこと」を仕事にしたい、というのは自分の人生を豊かにする素敵なこと。
でも「お金を借りる」ということは「本気でビジネスする」ということなんですね。
「できること」と「ニーズがあること」については金融機関へのアピール、というより、自身の事業を成功させるためにじっくり考えていきたいですね。
専門家もそのお手伝いをさせて頂きます。^^
中小企業診断士/大嶋ひとみ