クロスオーバーネットワークの村尾智子です。
今日は、リレーブログ「私の時間管理術」についてです。
「時間管理術」といっても、私はとにかく要領が悪い方なので、
あまりきっちりと自分の時間や予定が管理できているとは思いません。
ただ「要領が悪い」という自覚は昔からはっきり持っているので、
何とか時間を有意義に、仕事を手早くできるように工夫はしたいと常々考えています。
どうやって予定・時間を確実に管理するか??
その答えは、シンプルに「手帳」です。
拍子抜けした方、すみませんm(_ _)m
スケジュール管理のために、私も色々と手を出しました。
ウェブカレンダーや、スマホの手帳アプリなどなど・・・
ですが、私にとっては手帳が一番使いやすいのです。
手帳と3色ボールペン、これが私の時間管理の唯一といっていいツールです。
手帳との付き合いはもう長くなります。
思えば、中学時代に手帳を持つのが流行り、
かわいいキャラクターの手帳にカラフルなペンを多用し、
シールを貼りまくって使っていました(一体何の予定を書いていたのやら・・・)
大学の時は、大学オリジナルの手帳を気に入って、
周りの友人とお揃いで使っていました(何という愛校心!)。
就活が始まれば、就活手帳というのも使いましたね。
社会人になってからは、手帳にお金をかけるのが大人な気がして、
ちょっとお高めの手帳を買ったりもしました。
フランス製のオシャレなやつとか・・・できるオトナが使ってそうなあの有名な手帳とか・・・
ですが、今は一周回ってそんな凝った手帳は使っていません。
毎年秋になると文具売り場や本屋さんに大量に並ぶ、あの手帳のひとつを浮気せず使い続けています。
私の手帳の使い方
私が手帳を使う際に心がけていることは3点
1.キレイに書こうとしない
2.とにかく何でも書きとめる/貼る
3.ノート欄を大活用する
まず、1.キレイに書こうとしない
これは、社会人になって手帳にお金をかけ始めた時代に得た教訓です。
いい手帳を使うと特に、キレイに使いたいという気持ちが先行し、
手帳に書き込むときについ構えてしまうのです。
ペンにこだわったり、ササっと走り書きすることもためらって、
だんだん手帳に書き込むことが億劫になってしまいます。
一年の終わりに手帳を見返すと、下半期は空白が多い・・・なんてこと、ありませんか??
いえいえ、それでは本末転倒!
手帳はあくまでツールであって、手帳自体を完成させるのが目的ではないと気づいてから、
手帳をキレイに使おうという目標は持たないことにしました。
それまで、ボールペンの太さ(0.7mm)や色の濃さも統一していないと気持ち悪い!
と思っていたのですが、今は気になりません。というか、気にしなくなりました。
そして、2.とにかく何でも書きとめる/貼る
1.とリンクしますが、手帳にはとにかくなんでも書きます。
それまで、白紙メモや大きいサイズの附箋、小さいサイズの雑記用ノートなども
メモ用に使っていたのですが、それを全部廃止しました。
手帳のいいところは、1冊にまとまっているところで、
メモから記録からちょっとした思い付きから、全て手帳に書きとめることで、
「あれ、どこに書いてたっけ?」と、探す手間と時間が省けます。
別紙になる資料や展覧会のチケットの半券なんかも全て貼っているので、
一年が終わって見返すと、いい思い出にもなります。
最後に3.ノート欄を大活用するとい点です。
私の手帳は、両開きのマンスリーカレンダーの次に、
左がウィークリーカレンダー、右がノート欄の形式を使っています。
そこに3色ボールペンで、黒=仕事、青=プライベートの色分けをして、
予定を書き込んでいます。
マンスリーで中長期的な予定を管理し、ウィークリーで1日の流れを時間軸で把握し、
日々のto doリストを右側のノート欄に書き込みます。
to doリストも項目ごとに仕事かプライベートかで色分けして書き、
はじめに□を付け、済んだら赤でチェック。
その時に、どんな小さなタスクであってもto doリストに書き出すことで、
作業を忘れないだけでなく、全てのブランクに赤チェックを入れようという気も起き、
自ずと作業が体系だって正確にこなせます。
ということで、白紙のままで置いておかれがちなノート欄(後方のノート部分も含む)が
実はかなり使えるのです。
うまく管理ができているのかどうかは分かりませんが、
とにかく手帳さえあれば全てが分かる、そんな大切な一冊になっています。
ですが、最近は立てた予定をいかに正確にこなすかということよりも、
予定通りにいかなかったときにどう対応するか、という柔軟性を持つことの方が大事だな、
と実感しているところなのです。
特に出産後、自分の予定や都合で動くのが難しいと感じることがしばしばあります。
そういう時に「あぁ、うまくいかなかった」と嘆息するのではなくて、
「まぁ、仕方ない」とすぐに第2案に切り替えができると、時間をもっと有効に使えるだろうに・・・
と、まだまだ理想論ですが^^;
それでは、次は湯浅かずみさん!よろしくお願いします。
クロスオーバーネットワーク/村尾智子