【私の働き方改革 #10】時短といわれても、、、。(八木香織)

クロスオーバーネットワークの八木香織です。

 

働き方改革といえば、一番に思い浮かぶのがやっぱり長時間労働の問題です。過労死のニュースで、休みを何ヶ月も取れず、残業が月に軽く100時間を超えていた事などが伝えられているのを見ると、本当に深刻な問題だと感じます。

 

と、他人事のように書いてしまいましたが、私の方はというと、一人で事務所をしているものですから、一応の営業時間はあるけれども、最終電車は当たり前、時には事務所に泊まり込み。労働時間の計算なんて怖くてとてもしていません。自営業は時間の自由がきいて良いと言われますが、現実は厳しい。

 

仕事はとにかく仕上げないといけないので、長時間かかることも仕方ないと思うけど、さすがにそれが続くとストレスの溜まり方が尋常じゃあなくなります。結果、仕事にも当然影響するだろうし。なんとかしなければ、、、。

 

 

ビジネス雑誌などに、長時間労働を解決する方法として、例えば決まった時間に終わるようにするだとか、ひとつひとつの仕事にかける時間を決めるだとか書かれていますが、私にはなかなか実行できない。進まないものは進まないし、終わらないものは終わらないんですもの。何かを実行しようとすると、かえってストレスが溜まってしまう有様。

 

そこで、考えました。労働時間を短縮することを考えることをまずはやめて、その弊害であるストレスを何とか軽減できないかと。多少労働時間が長くなっても、ストレスを溜めなければ、まずは、ひとつのステップになると。

 

だから、私の働き方改革の手始めは、できるだけストレスを溜めずに仕事をすること。仕事に取り掛かる時はモチベーションを上げて積極的に取り組む。無理な予定を組まず、休憩を十分に取りながら仕事をする。昼ごはんやお茶の時間などをおざなりにしないで、ひと手間かけて毎日の楽しみにするなどなど、いつでも仕事ができる自営のいいところを最大限に利用する。

 

とありきたりなことを書いていて、大事なことを忘れていることに気がつきました。働き方改革は結局、自分がどんな生活をしたいか、もっと言うと、生き方改革なのだなぁと。今回のブログの写真は福寿草。この写真は知り合いの方からいただいたものです。この方が凄い。エンジニアとしてバリバリ仕事をしながら、写真を撮りに日本のみならず海外にも出かけ、そして個展も何度かひらいている。こういう方はきっと生き方、生活が自ずと自分の働き方を決めているのだろうなあ。

 

 

クロスオーバーネットワーク/八木香織