【正直、こんなタイプの方は起業に向いていないと思います。】(弁護士・八ツ元優子)

こんにちは、クロスオーバーネットワークの八ツ元優子です。

今回のテーマは、「正直、こんなタイプの方は起業に向いていないと思います。」ですね。私は、個人事業主として弁護士業を行い、(弁護士業は従前どおりですが)今年4月に新しい事務所を共同で立ち上げました。

事務所立上げから3ヶ月ほど、このブログを書きながら、自分を振り返える作業もしたいと思います!

逃げ癖のあるタイプ

逃げ癖のあるタイプの方は、起業に向いていないタイプかな、と思います。

リスク回避能力が高いという点は良いと思いますが、起業される方は、起業した事業の最終責任者である以上、「リスクは引き受ける」「起こったトラブルに真正面から向き合う」ことが必須であると考えます。

「大変そうだな。」「これは失敗の可能性があるな。」と、目の前のハードルの高い事項から逃げてしまうタイプの方は起業に向いていないというのが、私の個人的な考えです。

自分のコントロール外のことに気力・労力・時間を使うタイプ

起業した事業についてトラブルが起こった!というとき、それを解決しようという姿勢は大事です。

ただ、そのトラブルが、自分の努力ではどうしようもなくコントロール外のこと(例:理不尽なことを言ってくる顧客対応)が原因であった場合、それでも、そのトラブルを円満に解決しようと思い、理不尽な要求に何とか対応しようと、気力・労力・時間を使ってしまう方は、起業に向いていないと思います。

そんな顧客については、多少費用がかかっても、弁護士に交渉を任せる、最終的には、関係を切ってしまうべきと思います。

気力・労力・時間を使って疲弊もしますし、疲弊した挙句、理不尽な要求を飲み、その後も足元を見られ、しんどい事業運営が続く・・・と、事業にとってもマイナスです。

ですので、自分のコントロール外のことに気力・労力・時間を使うタイプの方は、起業に向いてない、というより、起業してもしんどいかなというのが、私の個人的な考えです。逃げ癖のあるタイプの方は、起業に向いていないタイプかな、と思います。

まとめ

もし、私の今回のブログを読んで「このブログに書かれているの私だ!」と思われた方、そうであれば、①②を自覚してその点を直していけばいいと思います。

また、全て物事は裏返しです。①については、裏返せば、リスク回避能力が高い方だと言えます。②についても、物事を何とかゴールに向かって進めようという真面目な方です。

ですので、①②に当てはまる場合でも、「起業に向いていない。起業は諦めよう。」と即決せず、じゃあ、①については逃げずに突っ込んでいくタイプや、②については楽観的なタイプな人と起業しようとか、対応できると思います。

大事なのは、起業しょうという覚悟だと思います!

弁護士 八ツ元優子