【学生起業家を目指す!成功ポイントは?】(司法書士・植森春奈)

こんにちは、クロスオーバーネットワークの植森春奈です。

長かった残暑も過ぎ、朝晩涼しく、爽やかな気候となってきましたね。いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は、「学生起業家」がテーマです。巷でもなにかと話題の学生の起業ですが、私も司法書士として起業に携わる中で、学生さんのご相談もお受けすることもあり、意欲的な学生さんが増えていると実感しています。

学生=若者の特権はやはり、身軽なこと。年を取ることで得られる経験や、世知は乏しい代わりに、トライアンドエラーを果敢にできることですね。

「学生起業」で、これら必要な条件を満たすことが出来るかどうかという観点から検討します。

 

 

若い皆さんが起業を成功させるためには、当たり前のことですが、資金計画はしっかりとしておいてほしいと思います。

現状、学生起業家の資金調達は門戸があまり広くありません。自己資金を貯めるのか、自治体等の補助金を受けるのか、ベンチャーキャピタルの支援を受けるのか、方法はさまざまですが、常にアンテナを張っていてください。

そして、ビジネスに関する文書(特に、契約書・合意書等)はしっかり読み込む習慣をつけてください。

ビジネスを始めるまでは、法律に手厚く守られる「消費者」の立場であったため、契約書の一字一句をしっかり確認するという作業をしたことがない方もいるかもしれません。

 

しかし、一歩、起業家として踏み出す以上、契約の内容を理解していませんでした、読んでいませんでしたでは通用しません。当然、初めはわからないこと、知らないことだらけでしょう。けれど、それを有耶無耶にせず、その都度確かめたり、勉強したり、専門家やビジネスの先輩など、相談できる相手をたくさん持ってください。

私の学生時代には、在学中の起業を目指す同級生はほとんどいませんでした。

若者がチャレンジできる風潮はとってもすばらしいことだと思います。

万が一、起業が失敗に終わったとしても(もちろん、成功するに越したことはないですが)、失敗そのものが、若くして得難い経験になるのですから、挑戦する価値は充分にありそうですね!

 

司法書士・植森春奈