こんにちは、クロスオーバーネットワークの植森春奈です。
新緑が目に眩しい季節ですね。桜の時期も素敵ですが、私は新緑の京都も大好きです。ただ、昨今の京都はオーバーツーリズム気味で、どこへ行っても人人人の大賑わいで、静かな京都が恋しい今日この頃です。
さて、本日のテーマは経営者にとって重要な資質はなにか?というものです。
先見力・コミュニケーション力・論理的思考力、3つそれぞれに重要な能力ですね。どれが欠けても、良い経営者とは言えないのかもしれません。
しかし、このなかで、一つ選ぶとすれば、「時代を先読みする力」になるかと思います。どんなに論理的思考力が優れていて、コミュニケーション能力の高い人でも、既に供給過多の業界に参入しては、大きな成功は望めないかもしれません。未来に必要とされるニーズを見定めて、それに向かって他者より少し早く動き出す。そんな力が、何もせず自然に備わっているのであれば、経営も楽勝です。
しかし、通常、このような力は、一朝一夕に培われるものではありません。先見力のある経営者は常に、アンテナを張り、研鑽を惜しまず、人と出会って刺激を受け、他の人が素通りするかもしれない情報に耳を傾けているのではないでしょうか。そんな日々の積み重ねが先を見る力を養うことに繋がっているはずです。
まず先を読み、それを実現するための答えを導く論理的思考、そしてそのアイデアを伝えるコミュニケーションの力、この3つがバランス良く備わった経営者がいれば無敵ですね。
ただ、すべてを兼ね備えた人はなかなか存在しないのも現実です。足りない部分を補い合う、信頼できるビジネスパートナーに出会うこと、そういった人材を育てることも良き経営への一歩ではないでしょうか。
司法書士 植森春奈