【5月病、どう克服?#1】頑張りすぎない。伊藤弥生

こんにちは、クロスオーバーネットワークの伊藤弥生です。

すっかり春の陽気ですね。
今年は桜も早くって、あまりお花見という気分にならぬまま葉桜の季節になってしまいました。
季節に追われるように生きていくのは寂しい気もしますね。

 

 

さて、新しい学期や年度が始まって環境が変わった人も多いと思います。
環境が変わると自分では気づかない内に精神的・肉体的に疲労がたまっていくこともあります。

 

4月中、ためこんだ疲労が5月のゴールデンウィーク明けにどっと吹き出してしまう、これがいわゆる5月病ですよね。
5月病は誰にでも起こりうるものだと思います。

 

克服方法ですが、まず予防策としてストレスをためない、ということが考えられます。
4月に入り、新しい気分になり、本年度こそは目標はこれっ!とやる気を出したり、
もしくは、異動によって新たな環境の元、新たなタスクを与えられたり、
その場合、目標を達成するために、周囲の期待にこたえるために、無意識のうちに心や体に負荷をかけていることが多いのではないでしょうか。

 

ガス欠にならないようしっかり目標を立て、仕事であれば上司と納期やスケジュールをしっかり調整して無理なくこなせるよう進めていくことが大切です。
自分の体は一番自分が知っていますので、辛くなる前に回りに相談するというのも肝心ですよ。

 

 

また、ゴールデンウィークの過ごし方にも注意です。
ゴールデンウィークに生活のリズムを崩してしまい、そのまま出勤が嫌になってしまう・・・それも原因になるかなと思います。
知らず知らずに貯めていたストレスを暴飲暴食で発散したり、夜更かしして遊んだりしてしまうことが返って悪い反動を生むかもしれません。
ストレス発散は大事だけど、早寝早起きといった生活のリズムは極力守るようにしましょう。

 

 

最後に・・・5月病になる方は責任感が強くまじめな人が多い気がします。
私は生真面目というわけでもないのですが、次から次に舞い込んでくる仕事に対し、責任感から完璧にこなさなくてはと思い込んで、自分で自分を追い詰めたことがありました。
その際に、周りの人から言われた一言。
あなたがいなくても会社はまわるよ

 

普通なら、必要とされていないと寂しく感じる言葉なのかもしれませんが、私はその時気持ちがふっと軽くなりました。
頑張れ、という言葉は時には人を追い詰めるということもあるようです。

 

頑張らなくてもいいんだ、いざとなったら周りの誰かに頼めばいい。
そのように思うことで気持ちが楽になりますよ。

 

そう考えると、日頃から周りの人とコミュニケーションをとって信頼関係を築いていくことが肝要ですね。
4月に入って出会いもたくさんあります。

 

信頼できる人との出会いは人生を彩り豊かなものにもしてくれますし、いざとなったときには頼ることもできます。
たくさんの人と触れあって、お互いに支え合える良い人間関係も築いてほしいものですね。

 

さて、お次は弁護士の八ツ元優子さん。どうぞよろしくお願いいたします!

 

クロスオーバーネットワーク/伊藤弥生