文化とビジネスの両輪で未来を切り拓く文化事業家を育てる全5回の実践講座「Culture-Preneurs Program@Kyoto」のDAY3が開催され、プログラムナビゲーターを弊社伊藤が務めました。
Culture-Preneurs(カルチュアプレナー)とは?
カルチャー(文化)とアントレプレナー(起業家)を組み合わせた造語で、文化的な価値やアイデンティティを活かしながらビジネスや社会的活動を通じて新しい価値を創造する人を指します。ごく簡単に言うと、文化的活動を事業として継続していくお仕事です。

文化起業家を目指す方を対象とした「Culture-Preneurs Program@Kyoto」
早いもので折り返し地点となる今回(3回目)のテーマは「文化事業×資金調達・戦略」
融資、出資、補助金、寄付など、さまざまな資金調達の方法を学びながら、ご自身の事業アイディアに合った資金の組み合わせを考えます。
文化事業を形にするには、アイデアを現実に変えるための資金と戦略が不可欠です。収益やコストのバランスを意識しつつ、事業を持続可能にする戦略を練らねばなりません。
融資のスペシャリストである萩森 学治さん(日本政策金融公庫 京都創業支援センター 所長)をゲストにお招きし、金融機関が審査の際に見ているリアルなポイントなどについてお話しいただきました。

また、画家だった父親の原体験をもとに、アーティストの活動を応援するアートレンタル事業を手掛ける 藤本 翔さん(株式会社Casie 代表取締役CEO)からトークセッション形式で、これまで活用してきた資金調達の実体験をお話しいただきました。
藤本 翔さん(株式会社Casie 代表取締役CEO)
1983年大阪生まれ。亡き父が生涯画家を貫いたが作品発表の機会を満足に得られることができず苦労した姿を幼少期に体験。 才能ある画家が経済的理由で創作活動を断念する現在のアート業界に課題を感じ、新しいアートのエコシステムを考案。 2017年株式会社Casieを創業し代表取締役に就任。
トークセッションでは、
- 起業前の貯金状況、スタート時の資金の目安
- 初めての資金調達で苦労したこと
- 文化事業ならではの難しさ
- 資金調達の際、準備しておいてよかったこと
- 「文化の価値」「アートの可能性」を伝える工夫
など、起業前にぜひ聞いておきたい内容が盛り沢山でした!
トークセッション終了後、文化の価値を事業に結び付けるための戦略と実践力を身につけるためのワークを行い、事業の可能性を最大限に広げるご自身にぴったりの資金調達方法を模索していただきました!
起業後は想像以上にやることが多く、非常に忙しくなるのが一般的です。経営者になる準備と並行して資金調達プランを固めておき、事業に集中できる環境を整えておくことが、事業成功の鍵ですね!

(写真左から)弊社伊藤弥生、藤本 翔さん、プロジェクトナビゲーター 足立 毅 さん