リレーブログ(11)【家族やパートナーの反対!さぁ、どうする!?#7】起業は時期尚早、もしくは…(本村綾乃)

クロスオーバーネットワークの本村綾乃です。

 

「私の知られざる特技」は、DIYや収納整理でもって日常の小さな不便を解消していくことです。

 

 

この特技、私の性質をよく表しています。

私は、面倒なことや無駄なことをできるだけしたくなく「この煩わしさ、どうにかならないか?」「このひと手間を減らしたい」とよく思います。
普通はそう思って終わりなのでしょうが、私の場合、手先が器用なことや調べものが好きなこともあって、その不便を解消せずにいられなくなってくるのです。

 

例を2つ挙げます。

 

1つは、少し前のことになりますが、トースターのサーモスタットの働きを弱める細工をしました。

例えば、トースターで餅を焼くとします。最近のトースターはサーモスタットが効きすぎる設定のようで、加熱された餅が膨らんできたかと思うと、加熱が止まり、膨らんだ餅がみるみる萎みます。たかだか餅ひとつを焼くのにどれだけの時間が掛かるのか!?餅を焼く度にこのストレスにさらされるかと思うと、耐えられません。イライラMAX!

 

そこで、ドライバー片手にトースターを分解して配線を確認し、チョイと手を加えたのでした(自己責任で行っています。よい子はマネしないでね)。

 

もう1つは、マウスウォッシュの詰め替えです。

マウスウォッシュを使うとき、①巨大なボトルを手に取って、②キャップを外し、③溢さないように注意を払いながら少量をキャップに注ぎ、口に含んだら、④空になったキャップを水道水で洗い、⑤水気をよく切って、⑥キャップを閉める、という一連の動作が必要になります。人によっては別のコップに移すという動作が加わるでしょう。口を濯ぐためだけに6~7アクションもあるのが相当面倒です(と、私は思います)。

 

これを手頃な大きさの洗浄ビン(ノズル付きポリボトル)に詰め替えることで、ボトルを手に取って押すだけの2アクションとしました。

 

日常のちょっとした不便を解消していくのが大好き!
好きこそものの上手なれ、で得意になりました。
私の家や暮らしには、こんな小技や工夫がいっぱいです。(^^)

 

 

起業は時機尚早、もしくは撤退を

 

行政書士である私のところにお客様がいらっしゃるときは、営業の許可が必要だという段階ですから、既に起業の意思がしっかりと固まっています。
私から敢えて家族やパートナーから反対されていないかを確認することはありません。賛成されているか説得できていることが当然の前提だと考えているからです。
過去に世間話の延長で聞いたこともなくはないですが、「実は反対されていて」などと言う人はただの1人もいません。

 

起業すれば、自分から自社の商品やサービスの良さをアピールし、お客様に安心して選んでいただくことが必要です。
家族から反対されるということは、そのアピール力が家族にさえ届いていない弱いものだということです。
ましてや他人には余計に届かないと考えるべきでしょう。
商品やサービスの内容を練り直すか、事業計画自体を見直す必要があると思います。

 

少し厳しいことを書きました。

起業は少なからず家族を巻き込みます。
家族の反対を押し切って起業するようなことだけは止めていただきたいと思います。

 

次回は、社会保険労務士の八幡順子さん。
順子さん、よろしくお願いします!

行政書士 本村綾乃