【事業を行ううえで“女であること。”との向き合い方。#6】(小玉恵美)

こんにちは、クロスオーバーネットワークの小玉恵美です。
9巡目のお題「私を変えた1冊」、 「事業を行ううえで“女であること。”との向き合い方」について、まずは「私を変えた1冊」から。

一剣を磨く

 

学生時代にはまって読みまくっていたのが武侠小説。
その中で私が最も影響を受けたのは、中国の小説家金庸氏の「射鵰英雄伝」という長編小説です。
主人公は物覚えが悪く、頭の回転も良くない、いつもぼんやりとした青年です。
しかし主彼は後に、武道の大家へと成長していきます。
愚鈍な青年がなぜ、武道の大家へと成長できたのか。

 

それは、彼には努力をし続けられるという才能があったから。
ずっと努力し続けるうちに誰にも負けない「一剣」を身に付けた主人公。その後、様々な武芸を極めていく事が出来たのです。

 

そこそこの努力をして、そこそこの結果を出す事で満足していた私に、一つの事を極めると、それが「人」としての突破口となる事を教えてくれたのがこの小説でした。
自分にとっての「一剣」を持つことを意識するようになりましたね。

この小説、全5巻の上にハードカバーなので少々手を出し辛い作品ではありますが、登場人物たちが本当に魅力的でその世界観は爽快です。
スカッとしたい方にはお勧めです^^

 

 

相撲を取るなら自分の土俵で

 

性別を無視するのはとっても不自然だし、勿体ないと私は思っています。
とは言え、女だからとか、男だったらとかは仕事をする上では無意味と感じます。

 

私の所属する建設業界という所は思いっきり男性社会です。
こいつは現場での力仕事は出来ないなと、当然思われています。
なので、有難く現場作業はお任せする事として、埃まみれの現場だろうがスーツにヒールで姿勢良く行きます。
そうする事で、同じ土俵では無くなって、自分の土俵で仕事が出来るんですよね。
自分がやらないといけない事をして、やってもらうべき事はやってもらう。
自分が適任な時には前に出るし、そうでない時は適任な人に出てもらう。
要は、円滑に目的が達せられれば良い!という考え方です。

 

さて次回は、行政書士の本村綾乃さんです。
綾乃さん、宜しくお願いします!!

一級建築士 小玉恵美