【事業を行ううえで“女であること。”との向き合い方#4】意識しない!(白波瀬未海)

こんにちは!クロスオーバーネットワークの白波瀬未海です。

 

「私を変えた1冊」

最近、夫に勧められて非常に考えさせられた一冊をご紹介します。ユダヤ人のヴィクトール・フランクルという精神科医が書いた「夜と霧」という本です。

 

この本は、ナチスドイツの強制収容所に実際に収容されたフランクルが、その自身の体験を精神科医の立場から振り返るノンフィクションです。

そしてこの本は、人類の根源的な課題である「人が生きる意味」について一つの考え方を示してくれました。

 

生きる意味と言っても当然、人の数だけあると思います。

 

例えば家族を養うため、趣味のため、価値のある仕事をするため、物欲を満たすため、美味しいお酒を飲んで美味しいもの食べるため、旅行するため、社会に貢献するため…

 

でも仮にそのすべてが叶わないような状態になったときあなたは何のために生きますか?

実際の収容所では多くの人は絶望し、自殺という道を選ぶ人もいたそうです。

 

しかしフランクルは、どんな環境におかれても心のあり方だけは自分が決めることができるとその実体験から説いています。
そしてどんな苦しい状態に陥っても希望を持ち続けて生きる意味を見出すことそれ自体が「人が生きる意味」の一つだと。

 

非常に悲惨で残酷な実体験をした人だからこそより説得力を感じ、心に響きました。

 

 

それでは次のテーマ、「事業を行ううえで“女であること。”との向き合い方」について。

 

弥生さんも書いておられたように、私も「女であること」を意識しないことだと思います。

 

とはいってもまだまだ仕事上では「女であること」を意識せざるをえない場面もあります。
そんなときは、「女であること」をできるだけ前向きに捉えようと思っています。

 

また、自分が「女であること」を意識しないために、逆に、相手が「男であること」「女であること」を意識しない。人間対人間として向き合いたいと思っています。

 

次回は、弁護士の八木香織さんです。
香織さん、よろしくお願いいたします!

司法書士 白波瀬未海