【ハラスメントとの向き合い方。#7】向き合わない。逃げるが勝ち。(本村綾乃)

クロスオーバーネットワークの本村綾乃です。

 

そもそも緩んだ気持ちに気づけない (^^ゞ

 

公認会計士の伊藤弥生さんもおっしゃっていますが、私も同じで、自分の気持ちが緩んでいることに気づけません。
気の緩みを予め察して対策するなんて、すごいです。
私の場合、何か失敗をやらかした後でさえも、気の緩みを反省するか怪しい…。

 

皆さんそれぞれ工夫していたりするのに、予め気をつけることもしなければ反省も殆どないって一体どういうこと?と我ながらに思い、その原因を考えてみました。

 

要するに、余裕がないんですね。
周りを見回すと、私はいろいろ不器用なようです。
(手先は器用なほうだと思うんですがねぇ。この不一致が何とも歯痒い…)
目の前のことをこなすのに精一杯で「前もって」が本当に苦手です。

 

向き合わない。逃げるが勝ち。

 

歪んだ気持ちの赴くままに嫌がらせをしてくるような人(←所詮しょーもないヤツですワ(ここ、コテコテの大阪弁))を、そうさせないようにする。これは容易ではありません。
彼(彼女)なりにそうする理由や(もしかしたら不幸な)背景があるのかもしれませんが、こちらがどうにかできるものではありません。潔く諦めたほうがいいです。

 

そんな人からは、逃げられるのだったら逃げるのが一番だと思います。
関わるのを止めましょう。関わりをゼロにするのが難しければ、必要最小限に。
物理的に無理なら、精神的に逃げましょう(深刻に受け止めない、受け流す)。
そんな相手とまともに向き合うだなんて、消耗するだけです。
そこにエネルギーを費やすくらいなら、他の有意義なことに使いましょう。
前向きな撤退です。逃げるが勝ち。
あなたの居場所はそこだけではないということに早く気づいて欲しい。

 

どうやっても逃げられない、そんな場合もあるかと思います。
そんなときでもひとりで抱え込むようなことだけは絶対にしないで欲しい。
知恵も知識も、ひとりではどうしても限界があると思うから。
そして何より、ひとりぼっちは辛い。
家族、友人、同僚、専門家…。形はそれぞれでしょうが、一緒になって戦ってくれる人が必ずいます。
ハラスメント被害に遭っていることを恥じたりせずに(悪いのは相手なのです!)、どうか周りに助けを求めて欲しいと思います。

 

次は、社会保険労務士の八幡順子さん。
順子さん、よろしくお願いします!

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