こんにちは、クロスオーバーネットワークの伊藤弥生です。
6巡目のお題は、「子供の頃の将来の夢」&「起業に必要な人脈の作り方」です。
私たち専門家にも当然ですが子供の頃がありました。
小さい頃の夢が今の仕事に繋がっているのか、はたまた全く違う畑で力を発揮しているのか。
さてさて、トップは私、伊藤からです!
向いてないことをするほど人生は長くない!
本当に小さい頃の夢は「歯医者」でした。
小学校低学年の頃、「しょうらいのゆめ」を短冊に書いたのですが、周りのお友達は「ケーキ屋さん」「花屋さん」と書いていて、「歯医者さん」と書くのがなんだか気恥ずかしくなり、ものすごく小さな字で書いたことを鮮明に覚えています。
その後、小学校高学年へ進むと、例にもれずアイドルが好きになり、その後、テレビで見かけた小室哲哉のビジュアルにすっかり参ってしまい(また、前回の話に戻ってしまいますが・・・)、彼に会いたい一心から将来の夢が「歌手」!となりました。お分かりのように、かなり不純な動機です。
ただ、言っておきますが私は歌が決してうまくありません。
音感もありませんし、どちらかといえば、ハスキーな蓮っ葉な声質でアイドル歌手には程遠い感じです。
とはいえ、自分自身が見えていない10代前半。
当時はバンドブームだったので、周りの友人を集めて早速、ガールズバンドを結成。
もちろん、ボーカル担当。
行動力だけはあったので、ライブ活動は積極的にやっていました。
なんかのきっかけでプロの目に留まったらなんて・・・思春期特有の自意識は恐ろしい(笑)
そんなとある日、学園祭で歌っていた私を見ていた元歌手の観客が一言・・・
「いい線いっているけど、垢抜けないね。売れないわ。」
ここで、本当に歌手になるのが夢だったら「なにくそ!」なんて思って、死にものぐるいで頑張るんでしょうけど、「そりゃそうよね」なんて思ったことを覚えています。
売れようなんて思ってもいなかったし、プロになりたいという情熱もないし、何よりもセンスがないということを自分自身、良くわかっていたし。
まぁ、本気の人には勝てないよねと。
根拠のない自信や、やり遂げたいという情熱がなければ夢は叶えられないということ。
その分野に関しては誰にも負けないつもりで不断の努力を続けられないのであれば、叶える価値のある夢ではないということ。
向いていないことをするほど、人生は長くない。
幼い頃の夢は大切なことに気づかせてくれました。
とにかく飛び込む!
人脈ってなぜ、必要なのでしょう。
実は、「人脈」という言葉があまり好きではありませんでした。
なんか打算的というか、ギラギラしたいやらしいイメージがあったのです。
人脈は作る「モノ」、人脈は使う「モノ」・・・人との付き合いを「モノ」扱いすることにも何となく抵抗がありました。
ただ、そんな風に感じている私自身がまさに人を「利用するもの」と考えているのかも、とふと気づいたのです。
商売は人とのつながりがあって初めて成立します。
人に自分を知ってもらうことからすべてが始まります。
webで情報を発信するのも
交流会で名刺交換するのも
自分を知ってもらわないと商売は始まりません。
人とのつながりで商売をする以上、人脈は大切な要素となります。
独立当時、いろいろな場所に顔を出しました。
出身大学の卒業生の集い、公認会計士協会の会合、異業種交流会・・・。
名刺交換を通じて、どうやって自分をアピールするのかもいろいろ試しました。
明るいキャラクターを演じてみたり
自分の仕事内容を精一杯アピールしてみたり
逆に相手の話をしっかり聞いて、それを受ける形で自己アピールしてみたり
自分でない自分を作って人と合わせたり、必要以上に良く見せようとしたり、
失敗したり、無理したり、その都度、反省したり落ち込んだり・・・
でも仕方ないんです。
起業したての頃、社会に出たての頃は、
「社会の中での立ち位置」や「社会人としての自分らしさ」が確立できていないのですから。
繰り返し人と会うことで自然とコミュニケーション能力は身につき、
初対面の人とも自分らしさをもって仲良く接することができるようになります。
多くの人と怖気づかずに会うこと。話すこと。できればその後も縁をつなげること。
とにかく、あらゆるつながりを提供する場に飛び込んで、
好奇心を持っていろんな人と触れ合ってください。
嫌な人もいますが、人生を変えるような素晴らしい人もそれ以上にたくさんいます。
人脈はいつの間にか「ひろがっている」ものなのです。
お次は、中小企業診断士の大嶋ひとみさん。ひとみさんの子供のころの夢って??とても気になります。お願いいたします!
公認会計士/税理士 伊藤弥生