クロスオーバーネットワークの本村綾乃です。
早いもので1月もあと数日で終わろうとしています。遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします。
私の年末年始:今年も例年通り
お正月は実家に集まって過ごすのが恒例で、両親・弟家族とお昼前から晩までエンドレスで食べて飲んで喋ってしています。
おせち料理は母が作るのですが、私も料理が好きなので、おせちの一部を担当してみたり(今年は去年に引き続き皆に好評だった「たたきごぼう」と新しく「クルミ入り田作り」を作ってみました。後者も定番化しそう)、少し目先の変わった料理(酒の肴)を作ったりします。
大阪市内に住むようになってからは、お餅や野菜・海鮮等の正月食材を黒門市場に買い出しに出掛けるのも楽しみの1つになりました。
年越しは紅白(何だかんだ言いながら観てしまいます)を観ながら年越しそば(近年はざるそば)を食べ、「ゆく年くる年」で除夜の鐘を聞き、「今夜も生でさだまさし」で夜更かし。
こうやって文字にすると、平凡なのが余計に際立ちますね(苦笑)。
毎年変わり映えしませんが、何事もなく穏やかに健やかに年を越し新年を迎えることができるのはありがたいことなのだと思います。
私の起業体験:なりゆきからの一択だったけれど、振り返れば必然
意欲的・計画的な起業を応援する立場からは若干言いにくいのですが、私の場合は起業しか選択肢がありませんでした。
私は行政書士事務所を開業するまで主婦でした。弁護士を目指し司法試験受験生として長年過ごしてきましたが、挫折し、法律からは足を洗うと心に決めて主婦になったのでした。
そこへ、ひょんなことから近所で開業している友人弁護士の法律事務所でアルバイトすることになりました。ここで、法律を使って働くことがやはり好きだと思い知らされます。
職場の雰囲気もよくてそれなり楽しく過ごしていたのですが、このままアルバイトでいくのか?とモヤモヤし出します。時間で雇われることに窮屈さを感じるようになりました(仕事があれば残業してでも仕上げたいし、なければさっさと帰りたい。こういう発想は我ながら自由業向きだと思います)。あくまで友人として手伝うつもりで働き始めたものの、法律知識のない他の事務職(正社員)との待遇面の格差なども気になり始めました。この頃、離婚問題も浮上し、1人で生活できるようになる必要も出てきます(タイミングがいいんだか悪いんだか…)。
事務所を移ることを本気で考えて転職活動もしてみますが、働きたいと思う事務所が見つからず、どうしたもんかなと行き詰っていたところに、知人が「資格あるんだったら、行政書士とかどうです?」が冗談交じりに言ったのです。
私の人生に開業など考えもしなかったことでしたが、その言葉がきっかけとなって、雇われることができないなら自分で仕事を作って働くしかないと腹を括ったのでした。
そこから行政書士の仕事や業界について調べ上げ(たつもり。前回のブログに書いたとおり、調査不足が否めません。笑)て、開業に至りました。
このように、私は流されるままに起業したわけですが、法律を扱うことが好きで、素養としてある知識や考え方を活かしたく(無駄にしたくなく)、仕事の段取りは自分でコントロールしたい。そして仕事の結果がダイレクトに返ってくるのが快感。
こんな自分の好みや性分を考えると、起業は必然だったように思います。
ところで、皆さんはアップル社の創始者スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学の卒業式での演説をご存知でしょうか?
私は、1つ目の「点と点を繋ぐ」の話が好きで、何かあると思い出します。どんな経験でも、それを活かすか殺すかは自分次第なのだと思うようになりました。
次は、社会保険労務士の八幡順子さんです。順子さん、よろしくお願いします!
行政書士 本村綾乃