【自分の起業を振り返って・・・】(弁護士・八ツ元優子)

こんにちは、クロスオーバーネットワークの八ツ元優子です。
今年も宜しくお願いします!

この年末年始、すごくゆっくり過ごすことができました。
私には、この1月末に3歳になる息子がいます。2017年の年末年始は出産準備、それ以降は育児で年末年始もバタバタ・・・という具合でしたが、息子の育児も少し落ち着き、今回の年末年始はゆっくり過ごすことができました。

そんな年末年始に、自分の起業(と言っても、後述するように、事務所内独立ですが)から現在までを振り返ってみたので、このブログで書いてみようと思います。

 

私の起業

 

私は、今、在籍している事務所でアソシエイト弁護士(事務所からお給料をもらう弁護士。従業員です。)として弁護士業務をスタートし、その4年後に、パートナー弁護士(自分で売上を立てて、一定経費を事務所に入れる弁護士。これが「独立」=「起業」ということになります)になりました。

世の中の人(私も含めて)がイメージする起業は、自分で事務所を探し、従業員を雇い、顧客を開拓し・・・という「ゼロからの起業」だと思います。
これと比較すると、私は、すでに整っていた環境(事務所、従業員、顧客等)の中で独立しているので、正直、「起業しました!」と言い辛いなと思うことが多いです。
『自分で事務所を立ち上げて、独立(起業)する!』という意気込みがあったわけではなく、事務所の方針で、一定期間アソシエイト弁護士として弁護士業務を積んだ後、パートナー弁護士になりましょう、という流れに乗りました。

 

起業直後

 

「すごく消極的な起業だな」とここまで読んで思われた方多いと思います。
その通りです!
パートナー弁護士になって1,2年は、「お給料もらえるアソシエイト弁護士に戻りたい」と思うことが結構ありました(笑)。
結局、起業の腹ぐくりができていなかったんですね。事務所の方針でパートナー弁護士になった私には、起業の楽しさそれに伴う苦労を理解していませんでした。

 

 

現在

 

こんな私ですが、弁護士の仕事自体が好きだったので、苦労しながらも何とかパートナー弁護士として、現在も仕事をしています。
先ほど書いたとおり、起業して1,2年は、「お給料もらえるアソシエイト弁護士に戻りたい」と思うことが多かったですが、パートナー弁護士として、経営者目線で何年も仕事に取り組んでいく中で、
①自分の専門分野が特定していき、仕事への探究心・好奇心の高まりとともに、仕事へのモチベーションがアップしました。
(アソシエイト弁護士の際は、事務所に来た事件をやるので、自分で「この分野の事件を特にやろう」というコントロールがあまりできないのですが、パートナー弁護士の場合できます」
②依頼人の方も「事務所」ではなく「私個人」に依頼してくれている分、案件が終わった時の喜びは大きいものでした。

 

そして、3年前に、息子を出産し、
③(雇用されている方のような産休・育休がなく、その点、しんどいですが)、自分で仕事をコントロールすれば、息子の発熱・保育園の行事等に対応しながら、仕事ができます。

年末年始、①~③のことを考えながら、はじめは、他人本位での起業だったものの、現在、パートナー弁護士として仕事を継続できていて、よかったな~としみじみ、思っていました。

 

まとめ

 

今回、とりとめない事を書きました。
でも、このブログのお陰で、「起業」ということがいつも身近なトピックスだったので、自分自身の起業を振り返り、今年も頑張ろうと思えました!
ですので、とりとめない事は重々理解しつつ、ブログに書いてみました。

弁護士 八ツ元優子