こんにちは、クロスオーバーネットワークの大嶋ひとみです。
今回は「事業計画書」について簡単にお話しさせて頂きますね。
そもそも事業計画書とは何か。
私は航海における地図のような存在だなと思っています。
起業って大海原に出ていく「航海」に似ている。
「起業」って「航海」に似ているな、と思うことがあります。
航海は穏やかなこともあれば荒波もある。でも海の向こうには夢の国のある大陸(希望)があるかもしれない。
今自分がどこにいるのか分からない航海は地図があってないようなもので、地図なんて必要ないんじゃないか、と思われるかもしれません。
でも、地図も方位磁石も何もなく、大海原に出ていくなんて人はいないですよね。
私は事業計画書は航海における地図のようなものだと思っています。
事業計画書は金融機関のためのものにあらず。
金融機関で融資を受ける場合は大抵の場合は「事業計画書」や「創業計画書」を求められます。だから金融機関のために計画書を作るんだ、って思っている人も結構多いのではないかと思います。
でも、そうじゃないんですね。
よく言う聞く言葉で「PDCA」サイクルってお聞きになったことがありますか?
PDCAサイクルで自分にも相談者にも分かりやすく。
最初に「計画」(P)して、「実行」(D)して、「チェック」(C)して、次の「行動=アクション」に移す。(A)
Pが事業計画書のことで、計画書をもとに海原へ飛び出して(D)「今、自分がどこにいるのか」というのを常にチェックする(C)、そして専門家の人や色々な人のアドバイスを聞きながら、次のステップに移す。(A)=アクション。
何かあって困って専門家に相談するとき、事業計画書があった方が、当初の理想(計画書)と現実のギャップが分かって専門家に話が通じやすいというメリットもあります。
自分のための事業計画書、ということでまずは航海に出る前に地図(計画書)を入手しておいてくださいね。
お次は弁護士の八ツ元優子さんです。
優子さん、どうぞよろしくお願いします。
中小企業診断士/大嶋 ひとみ