こんにちは!クロスオーバーネットワークの八幡順子です。
今回のテーマは「私の師匠」と「実録!こんな経営者は失敗する」です。
経営者としての生き方
私が師匠として尊敬している人。
「この人との出会いがなければ、今の私は無い」と断言できる人がいます。
それは、株式会社フェリシモの名誉会長で、一般財団法人京都フォーラムの理事長でもある矢崎勝彦氏です。
はじめて会ったのは、私が34歳。社労士として独立して7.年目の頃でした。
経営者の友人に誘われて参加した「盛和塾」の勉強会。
私みたいな若輩者が参加してよいのかと、ドキドキしながら参加したその場に、矢崎さんはいらっしゃいました。
当時、盛和塾<大阪>の代表世話人もされていた矢崎さん。
経営者として人間として、何のために生きるのか、どう生きるのか。
「自分の生命のつかい方」「固有の用」を問い、立志する道へと導き続けてくださる方です。
「失敗」とは?
経営者として何を「失敗」と定義するか。
赤字になったら失敗なのでしょうか、会社を潰してしまったら失敗なのでしょうか?
会社を何個も潰した後に、立派な会社をつくった経営者は世の中にたくさんいます。
会社を潰してしまった経験から学び、その経験があったからこそ今の会社があるのなら、
倒産は成長の過程であって、「失敗」ではないのかもしれません。
あるとき、私自身が、経営者仲間から言われたのは
「あなたは、失敗してきていないことが、一番の失敗だね」という言葉。
突き刺さりました。
失敗していないということは、チャレンジしていない。ということ。
自分ができる範囲のことだけやっていたら、そりゃ失敗しませんもん。
できることをやるのではなく、やりたいことをやる。
経営者とは、すべての責任を自分でとれる立場。
そんな立場にいるのに、チャレンジしないことこそが、
経営者として一番の失敗かもしれません。
それでは、次回は、公認会計士・税理士の伊藤弥生さん。よろしくお願いいたします!
社会保険労務士/八幡順子