こんにちは、公認会計士の伊藤弥生です。
先日、ライトアップされた高台寺の夜間拝観に行ってきました。
今では多くの紅葉の名所にて行われているお寺のライトアップですが、このライトアップの仕掛人の方とご一緒させていただきました。
はじめはなかなか寺院の理解が得られなかったこと、しかも初年度は集客に苦戦したこと等裏話をききながらまた違った趣で散策できました。
ライトアップ当初は「お忍びデートスポット」だったということで多くの芸能人カップルがこっそり訪れていたとか^^
私の尊敬する上場会社の社長さんがよく、「常識を疑え」とおっしゃいます。
確かにライトアップもそうですよね。
今まで夜間拝観は初詣の時くらいだったのを京都の一大観光行事にされたのですから。
拝観ルートも一方通行になっていて、その人出に「昼間より混雑しているのでは?」と思ったくらいです。
「こういうものだ」という価値観を疑い、新しい価値を作っていく。
常識を疑うというのはベンチャー企業を営んでいる私にとってもっとも大切だとライトアップを通じて改めて気づきました。
とはいえ、そんな生真面目なことばかりを考えながら拝観していたわけではありません(笑)
自然と作為が織りなす幻想的な景色にうっとりとしていました。
とくに、水鏡に写ったこの紅葉。
無風だったので水面もぴーんと張り詰めていて本当に鏡!ため息ものです。
落ち葉の絨毯も素敵。
高台寺の境内は広いので見所もたくさんありました。
高台からは京都市内が一望でき、なかなかの眺望です。
ねねさんはここから大阪城をながめ、秀吉のことを考えていたとも言われています。
ねねさんに思いを馳せながらゆったりとした良い時間が過ごせました。