【2021年を振り返って~2022年の目標!】(公認会計士・伊藤弥生)

こんにちは、クロスオーバーネットワークの伊藤弥生です。

2021年も起業支援に力を入れた年になりました。起業支援を続けてきた私が感じることを今日はツラツラと書こうかなって思います。

 

多くの学生にとっての卒業前の一大イベントは就職活動であって、起業活動ではありません。

もちろん一度就職した後に離職して起業する人もいらっしゃると思いますが、起業についての知識は学校でも身につかないし、就職後も日常業務の中で身につくことは稀だと思います。

 

今までは、経営の知識はあまり必要とされていなかったのでしょうね。日本の社会では、学校を卒業したら会社に就職し、長く勤め続けるのが良い人生だという価値観が定着していたのではないでしょうか。

そのため、学校教育も社会の仕組みも、多くの人が会社の従業員であることを前提としている気がします。

従業員でいる限り、健康保険も年金も所得税も住民税も全て会社が手続きから納付までやってくれて、煩わしい手続や計算は全て会社任せで過ごせるようになっています。

 

 

それが、会社に勤め続けるという前提が崩れたり、副業をしなさいと言われたりと、自分で考えて稼ぎなさいという状況が広がりつつあります。

経営者が考えるようなことを考えなければならないのですね。

学校教育も社会の仕組みも変えていかなければならない時期に差し掛かっているのかもしれません。

 

社会が変わる時には変化についていけない人達を助けなければいけません。

他方、変化に立ち向かう人達もおり、私にはこの変化に立ち向かう一つの手段が起業に思えるのですね。

 

これから先、どんな社会になるのかはわかりません。

ただ、変わる社会の中で、自分の力で道を切り開いていきたいという人に、今までの自分の勉強や体験を役立たせていただければ嬉しいなと考えております。

来年からはまた楽しいお話をお届けできれば良いなと考えております。これからもよろしくお願いいたします。

 

公認会計士・税理士 伊藤弥生