クロスオーバーネットワークの八木香織です。
企業コンプライアンス。何やら難しいタイトルを挙げてしまいましたが、最近ニュースや新聞などでもよく出てくる言葉です。コンプライアンスとは企業が法令を守ること、最近では企業倫理さらには社会貢献も含められることもあります。企業が活動する上で法律、更にはモラルを守り、社会に貢献することを求めたものです。なんだか、理想のリーダーの話とは関係ないような気がしますが、私はリーダーに求められる資質として、コンプライアンスに対する理解は欠かせないと思っています。
今、様々なSNSが飛び交う時代、皆が批評家であり情報発信者となって企業活動を監視しています。小さな火種があっという間に炎上する時代。たとえそれが法律に違反しない小さな不祥事でも、その情報はあっという間に広がり、時には企業に致命的な影響を与える事がある。だから、リーダーはコンプライアンス違反となるような活動がないか常にチェックする能力が求められていると思います。。
企業、企業というと大きな話に感じられますが、小さな規模の企業や個人で事業ではもっとダイレクトに売り上げに影響してきます。小さなエリアで営業しているのですから、そこで何か批判的な情報が広がったらあっという間に潰れてしまう。インスタ映えひとつで売り上げが何倍にも拡大するのと同じように、小さな不祥事ひとつで簡単に潰れてしまう。
だからこそ、責任と権限を持っているリーダー、そしてまた個人事業主は、コンプライアンスに敏感すぎるくらいの感覚をもつことが、結果として損失を防ぎ利益につながることを常に意識する必要があります。
と、堅い話になってしまいました。でも、本当はこれ、ビジネスチャンスなのではないのかな。コンプライアンス本来の話ではないけれど、コンプライアンスが重要視されているという事の中に、これからのビジネスの形が見えてくるのではないかしら。だから、リーダーにはコンプライアンス。それにもっともリーダーがモラルにかけているなんて、一緒に働くのも嫌だし。えらい大きな話になりそうなので、今回はこれくらいで。
クロスオーバーネットワーク/八木香織