こんにちは!ブルームマネジメントの竹口美穂(たけぐちみほ)です。
近年、クリエイティブなビジネス、ポストコロナのビジネス、女性経営者のビジネス等の様々なビジネスプランコンテストが開催されています。
賞金額も、数百万円のものもあり、金銭的にも有難いですし、コンテスト優勝のビジネスプランであるとなると箔が付きます。その分、応募数も多い場合があります。
この様な幾多のビジネスプランから勝ち残るには、どの様にしたらよいのでしょうか?
書類が読めること
ビジネスプランコンテストですが、まずは書類審査があり、書類審査を通過したもののみヒアリング審査がある場合があります。せっかくの素晴らしいビジネスプランなのに、書類の内容からはビジネス内容が分からない場合は、ヒアリングの機会が得られません。
まずは、申請書類には、ビジネスプランが第三者に十分に理解できるような説明が必要です。カタカナの用語が多用されていて、凄い感じの雰囲気だけど内容が不明瞭なものや、その道のプロでなくても分かるように専門用語を定義なく使用しない等の配慮があればよいと思います。
コンテストの趣旨にマッチしている
ビジネスプランコンテストには、「クリエイティブ」や「ポストコロナ」等のテーマがある場合があります。この様な場合には、テーマに沿っていなければ、優れたビジネスプランであっても、審査員に審査を通過させてよいのだろうかと思わせます。
自身のビジネスプランに合ったテーマのコンテストに応募する必要があります。
時流にマッチしている
普遍的な価値というものもありますが、今世の中にある困り事が解決できるようなものであれば、より評価が高くなると思います。
ビジネスプランコンテストは、自治体が主催しているものも多く、公的なお金を使うならば、社会をよくするようなものを選ぶべきではないかという意識を審査員が持つ可能性があります。
実現できそう
面白そうなビジネスプランであっても、収益性が怪しい、技術的に本当に実現できるのだろうかという疑問があれば、審査を通過し難くなると思います。
実現出来なさそうだと審査員に思われる要素があるならば、その疑いを覆すことが出来るような説明等を準備していった方がよいでしょう。
人となりと熱意
ヒアリング審査の場合には、経営者の誠実そうな人柄や、ビジネスにかける思いや、社会貢献の気持ちが、審査員の気持ちを大きく動かすでしょう。おおいにご自分を表現されるとよいでしょう。
まとめ
幾多のビジネスプランから勝ち残るのは、大変なものです。審査員も幾多のビジネスプランから金の卵を発掘するのは大変ですが、複数の審査員が居る場合、良いと考えるビジネスプランが一致していることも多いです。
優れたビジネスプランであれば、見逃されることなく発掘されると思いますので、是非ともチャレンジされたらよいと考えます。
弁理士 竹口美穂