クロスオーバーネットワークの本村綾乃です。
秋が深まってきました。食べ物は美味しいし、お出掛けにスポーツに芸術鑑賞、何をするにも気候がよくて心地よいですね。
今回のテーマ、コンテストで最優秀賞を取る。
私自身がコンテストに出場したことはありませんが、起業支援をしている関係でコンテストの最終審査が行われる会場にお招きいただき、最優秀賞が選出される過程を目の当たりにしたことがあります。
ビジネスプランは、新規性、成長性、市場性、実現可能性といったコンテストにおける基本的な評価の基準を満たす必要があります。「基準を満たす」の意味ですが、具体的には、前三者と実現可能性のバランスが取れていること、です。
例えば、今まで誰も考えたこともないような新しいビジネスを思い付いたとしても、実現できそうにない、実現しても継続できそうにないというのではダメなわけです。あくまで「実現できそうな」「夢のある」プランである必要があります。その絶妙なバランス具合が評価のポイントだと思ってプランを立ててください。
件のコンテスト、最終審査ですから、そこまで勝ち残るぐらいの猛者ばかりが集まっています。当然、どのプランも評価の基準は満たしているわけです。そこからどう勝負がついていくのか?
私は、プレゼンテーション力だと感じました。
着眼点、創業に至った経緯、立ちはだかる壁、ビジョンなどに物語性がありました。言葉の選び方や当日の衣装や振る舞いに至るまで計算しつくされています。それでいて、計算が見えないようにしている。うまいな~と感心しきりでした。
コンテストで最優秀賞を獲ること、最優秀賞が獲れなくてもそれを目指す過程で得られることが沢山あります。チャレンジの価値、十分にあるように思います。
行政書士 本村綾乃