【すぐ辞める新入社員問題どう思う?】(弁理士・竹口美穂)

こんにちは!ブルームマネジメントの竹口美穂(たけぐちみほ)です。

今回は「すぐ辞める新入社員問題どう思う?」について記載させて頂きます。ちなみに、私は、新卒で入社した会社を3年半で退職しております。

すぐって?

最近、せっかく入社した会社を1年未満で退職する、というような話を聞きました。1年未満は、「すぐ」だと思います。でも、私のように3年半の場合はどうでしょうか?私は20年以上昔の当時は「すぐ」辞めたとは思っていませんでしたが、会社や家族からは「すぐ」に辞めて。。と言われておりました。

自分自身、「すぐ」だと思っていなかったのは、お勤めしている期間に弁理士の資格を取得出来て、実務的にも学ぶことがあったからだと思います。しかし、会社にとっては、育てて直ぐに辞められ、まだ還元なされていない!ということで「すぐ」だと感じられるし、家族からは折角就職氷河期に入社したのにもったいない!ということでしょう。

職場がブラックだった場合

上記したように、1年未満でやめてしまうと、その職場で得られたものは少ないと思われるため、何か得られるものがあるまでは辞めない方がいいと思います。辞めてしまえば、その職場に戻れることは稀だと思うので、せっかく就職したのだから、そこで学べるものは十分に学んだ方がよいです。

しかし、職場がブラックである場合には、心身ともに疲れ果て、頑張る気力もなくなり、後々の人生にも影響するため、気づいたらなるべく早く辞めるべきですね。得られるものより、損なわれるものの方がずっと多いです。

ブラックではないがしっくりこない場合

ブラックではないがしっくりこない場合、上記のように何か得られるものがあるまでは辞めない方がいいと思います。もっとも何か得られたら「すぐ」辞めたことにはならないようにも思っております。

専門職だと特に、自分の出来ることを増やす、熟練度を上げることはとても大切なことですので、この観点から選択していけばよいと考えます。

直ぐに辞めてほしくない職場側

職場側は直ぐに辞めてほしくない場合も多いと思います。あまり十分に話し合えないまま辞めてしまうことも多いのではないかと思います。その会社の別部門では、退職希望者の希望する職種が出来たり、給与面で不満があっても将来的には昇級が見込める場合もあります。

職場での経歴が浅いと知らないことや誤解も沢山あると思いますので、一度腹を割って十分に話してみるのが、一番良い方法なように思います。

まとめ

上記のように、私自身は職場を辞めることについて、あまり否定的ではありません。合わない場合には、スムーズに転職ができ、雇用がマッチしている状態が増えればいいと思っております。

弁理士・竹口美穂