私が時間を管理する目的は、余裕の時間を作ることにあります。
♤ 自宅でゆっくりワインを飲みながら、ちゃちゃっとおつまみを作ってくつろぐ時間。
♡ 大切な友人と会って、ワイワイ騒ぎながら過ごす時間。
♧ お得意さんと飲みながら、腹を割って経営の話をする時間。
♢ お気に入りの入浴剤をたっぷり入れて、読書しながらバスタブにつかる時間。
余裕の時間を有意義に使うことで、明日への英気が養えます。
そんな余裕の時間を作るために私がやっている時間管理術を紹介いたします。
バッチジョブで作業効率化
これは、公認会計士の受験時代にあみ出した(!?)時間管理術。
当時、公認会計士試験科目は7科目あり、会計学から法律、監査論、経済学と様々な分野から出題され、それら7科目の総合で勝負します。
それ故に合格への戦略としてはオールラウンダーになること。どの科目も無難にこなせないといけないというか。
そこで、私は苦手科目を作らないために、どの科目も同じだけの時間をかけるべく、毎日7科目1時間ずつ勉強することを意識していました。体力に余裕があれば、2回転していましたね(笑)ストップウォッチで時間管理してそれこそ機械のように受験勉強に打ち込む毎日。
(こんなこと書くと、辛い受験時代だったように思われそうですが、実際はそうではなく、新しいことを知るというワクワク感の方が強かったです。
今から思えば、自分のためだけにたっぷりと時間を使える贅沢な受験時代でした。)
この方法は、1日1科目勉強するよりは、ずっと効率的でした。
そして一方で、1時間でできる作業量はなんて少ないのかということも思い知らされました。
社会人となった今も効率的な作業を意識していて、基本1時間ごとに作業内容を変えています。入力作業、企画書作成、そしてブログ執筆(笑)
やることがいっぱいある自営業者にとってはとても効率的ですし、集中力も途切れません。
自営業はどうしてもだらだらと仕事をしがちなので、戒めも込めてこのような時間管理をしております。
ある一塊の時間の中で最大限できるタスクをこなす、いかにもシステム会社経営っぽい視点なのかもしれませんが(笑)
譜面を読むように
小さい頃、フルートを習っていました。
フルートに限らず、音楽はすべてそうなのでしょうが、楽譜を先読みして、次の音を頭で理解して指と口に伝えていきます。
今やっている作業(楽器を演奏する)より目や頭が見ているもの(楽譜)は少し先のこと。
目や頭が見ているものにとって、今、演奏している音は既に過去のこと。
なんだか不思議な感覚でフルートを吹いていたことを覚えています。
今という時間は瞬間に消費されて過去になっていく。
音符が右から左へ流れていくように。
あっという間におばあちゃんになっちゃうじゃない!どうしよう!!
・・・そんなことばっかり考えていたから全くフルートは上達しませんでした(笑)
話が逸れてしまいましたが、ただ、何をするときも、先のことを意識しながら行動するパターンはフルートを習っていたことで身に着いた気がします。
家事をするときにも段取りを考えながら無駄の無いように。
もちろん、仕事においても。
先のことを意識しながら行動を決めていくことで合理的かつ効率的に時間を使うことができていると感じています。
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公認会計士・税理士/伊藤弥生
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