[起業を軌道に乗せるための成功マインド] (弁護士・八木香織)

こんにちは。クロスオーバーネットワークの八木香織です。

九月に入っても猛暑は続いていますが、朝晩の風や庭の木々に、ふと秋の気配を感じることも増えてきました。子どもの頃、暑さ寒さも彼岸までよく言われましたが、最近はなかなか暦通りに季節は回ってくれません。
それでも確実に回っている季節の小さな移ろいを楽しみたいと思っています。

と、エアコンの風を秋風に見立てた妄想タイムはこれで終了。
さあさあ、仕事、仕事。今回のテーマは「起業を軌道に乗せるための成功マインド」です。

 

起業は思いを形にすること

 

起業しようとされている方とお話をさせて頂くと、皆さんの強い思いを感じます。
それはモノやサービスに対するものだったり、それらを通じて伝えたい気持ちだったり。
自営している私にとって、そんな皆さんの話を聞くことは本当に刺激になっています。

 

そして、いつも思うことが、その思いを形にするのが起業だということ。
思いは形にしないと伝わらない。自分がどんな思いを持っていても、お客様に伝わらなければ、それは思いじゃなくて、単なる思い込みだと。

 

思いを形にいざ開業

 

起業が成功するかしないかは起業する前に決まっているとよく言われます。
それは具体的には、商品だったり、店舗の立地条件だったり、それこそ起業の時期だったりするわけですが、結局は思いをどれだけお客様に伝わる形にできるかではないかとおもいます。

 

起業は思いを形に、お客様に伝わる形にすることです。それはモノやサービス自体だけでは伝わらないこともたくさんあります。
それを開業した時にどれだけ具体的に表現すること。販売方法はこれでいいのか。店舗はこれでいいのか。
それこそ商品のパッケージやサービスの提供方法、接客態度に至るまでやれることはすべてやること。
起業が成功するかどうかは、まず自分の思いをどれだけお客様に伝わる形にできるかということです。

 

思いを伝え続けて

 

実際に開業して、お客さんも予想以上に来てくれて一安心。なんてのんきなこと言ってられないのが、起業の難しいところです。
伝えたい思いは変わらなくても、伝える形はそれこそ毎日変えていかなくては伝わらない。

お客様は、毎日多くの新しい情報を目にして、その購買傾向が変化している。
そんなお客様に、自分の変わらない強い思いを伝えようと思ったら、開業してからこそ、伝わる形にどんどん変えていくことが大切。
良いものは変わらないっていうのは、それを伝えるためにどんどん形を変えているってことです。

 

最後に、事業は本当にシビアだし、目的はどうしたって利益をあげることに尽きます。
でもそのためには変わらない強い思いと、そして、それを伝えていく能力が必要です。
で、いつも思うんです。起業って恋愛と似てません?わかっていても、気持ちを伝えてほしいし、サプライズもうれしい、、、。

と、妄想タイムに入る前に、今回はこれで失礼します。

 

弁護士 八木香織