こんにちは、クロスオーバーネットワークの八ツ元優子です。
今回のテーマは、「起業を軌道に乗せるための成功マインド」。
私自身、日々の仕事に追われ、自分自身の起業或いは起業(独立)後の事業を軌道に乗せるというマインドや自分自身の検討・振返りを怠っているように思います。
今回、私自身も「起業を軌道に乗せるための成功マインド」について、自分に置き換えながら考えていきたいと思います!
覚悟
私は、過去、このブログでも、起業には『覚悟』が必要と書かせてもらった記憶があります。
この覚悟があるからこそ、起業準備、リスクヘッジ等ついて入念な検討を行い、いざ、実際に起業作業にとりかかる際の決断力・行動力につながると考えています。
覚悟の種類
私なりの「覚悟」をもう少し掘り下げます。
「覚悟」には、大きく分けて、①起業後の事業継続中に起こる苦難に関する覚悟、②起業後の事業継続に失敗した際の覚悟があります。
起業に際して、その後の事業継続についての覚悟を決めておくと、起業自体の決断力・行動力につながると思います。
起業について「これでいいのかな。失敗したらどうしよう」と、後々の事業継続の心配ばかりして、起業に注力できなければ本末転倒ですからね。
① の覚悟
起業後の事業継続中の苦難に関する覚悟について、私は、以下のア、イの事項について、「ここまで支障が出たら、事業継続(今の仕事)を辞めよう」という一定の「仕事を辞める」基準持つようにしています。
こういう基準を立てることについて、「消極的だな」「最後まで何が何でも頑張れ」との意見もあるかと思いますが、こういう基準を作ることで、その基準に引っかからない限り、余計な心配をせず、仕事に邁進すればいい、というのが私の意見です。
ア 健康面(精神力、体力面)
イ 金銭面
ア 健康面を害した場合、『事業(仕事)をすることで健康回復が不可能であれば仕事は辞める』『健康回復のために仕事を中断する期間が半年以上かかるなら、一旦、仕事を辞める(健康が回復したとき、仕事復帰など考える)』『仕事の中断、健康回復の繰り返しが断続的に1年以上継続する場合、一旦、仕事を辞める』という、自己基準を持っています。
例えば、仕事上の人間関係で甚大な苦痛を感じていても、自分の健康を害しない限り、仕事は辞めないというスタンスです。
イ 金銭面については、売上が上がらず、『1年で経費3ケ月分を(仕事上の内部留保金も底をつき)個人資産から支払った場合は、仕事を辞める。』という基準を立てています。
仕事上の人間関係で辛いなと思っても、その人間関係のせいで仕事が進まず、『1年で経費3ケ月分を個人資産から支払う』事態が生じない限り、仕事は辞めません。
ただ、私の場合、人に嫌われても「あ、そう。」とあまり気にならない性格らしく(但し、家族やプライベートで信頼している人から嫌われるのは、さすがにショック受けますが。笑)、人間関係に影響を受けやすい人は、起業する上で人間関係のルールを決めておく方がいいかもしれませんね。
人間関係で振り回されてしまうのは、良くないなと思うので。
② の覚悟
起業後の事業継続に失敗した際覚悟についてです。
私の場合、「事業に失敗しても、最悪、自己破産だよね。」と考えてます。
自己破産した場合でも「家は賃貸だし、私名義の不動産も車もない。」「世帯の預金は、旦那と半々くらいにしているし、自分名義の預金は99万円(破産した場合でも残せる自由財産。但し、各都道府県の裁判所によって、自由財産の考え方が違うので、ご注意)超える部分は諦めよう。」と思っています。
旦那にも、こういう考えは伝えています。ただ、旦那は「自己破産を申し立てる前の段階で、俺に相談してくれ。」とは言われています(笑。旦那とは、お互いどちらかが職を失った場合どうするかの話もしているので、私としては、仕事(事業)に失敗することについて、あまり恐れがありません。
まとめ
私は、失敗や起業後の事業(仕事)の辞め時など、マイナス面の覚悟さえ、しっかりした基準で持っていれば、恐怖感や余計な感情的な心配事を排除されるので、起業を軌道に乗せる成功マインドを持てたも同然かなと思います。
弁護士 八ツ元優子